プロフィール

新たなラクロスの申し子


池川 健 (いけがわ けん)
男子ラクロス日本代表
Stealers所属
1987年3月1日生まれ
東京都出身



大学時代にラクロスをはじめてから、ユース代表で力をつけ、日本代表に抜擢される。ワールドカップでの活躍を目標にラクロス界を盛り上げる。

 



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「日本のスピーディーなラクロスで世界に挑戦!!


Q1:スポーツ歴を教えていただけますか?
池川選手:小学生1年生でサッカーをはじめ、4年生まで続けました。野球を小学校2年生からはじめて高校時代まで続けました。高校野球時代は3年生の時に都大会でベスト16まで行きました。大学入学後にラクロスと出会い、それから5年間続けて、現在は日本代表として活動しています。


Q2:ラクロスをはじめたきっかけは?
池川選手:大学入学後に、ラクロス部の先輩に誘われて見学に行ったところ、「大学日本一を目指せる」という言葉が自分の中で響いて、やってみようと思いました。


Q3:ラクロスの練習をはじめた当初の感想は?
池川選手:実際にラクロスをはじめてからは楽しかったですし、夢中でしたね。先輩たちにも熱心に指導していただき、すぐに上達しました。
 
Q4:ラクロスはどんな競技ですか?
池川選手:ラクロスは、クロスと呼ばれる先に網の付いたスティックを用いて、直径6cm・重さ150gの硬質ゴム製のボールを奪い合い、相手陣のゴールに入れることで得点を競うスポーツです。男子のラクロスは、ボールのスピードが160キロ以上出ますので、「地上最速の格闘球技」と呼ばれています。1チーム10人で、アタック3人・ミッドフィルダー3人・ディフェンス3人・ゴーリー1人です。ポジションごとにクロスの長さが違いますし、クロスのシャフトにつける網は自分で編みますので、人によってそれぞれ編み方にこだわりがありますね。1試合は、20分×4クォーターです。

Q5:ラクロスのルールは?
池川選手:ラクロスは、男子と女子のルールが全然違う珍しいスポーツです。男子の場合は、スティックで相手をたたいたり、タックルするのはルール上許されています。面白いルールは攻撃の時は、ディフェンスが必ず自陣に3人残らないといけませんし、守備の時は、アタックの3選手は敵陣に残っていないといけません。ファールをすると退場して数的不利になります。ラクロスは試合中に勝手に何度も選手が入れ替え可能です。やはり、背が高い方が有利で、ディフェンスでは190センチ以上の選手が多いです。

Q6:ターニングポイントは?
池川選手:大学のラクロス部は1年生大会があり、夏から2年生の春にかけてユース選手の選抜を行います。僕のターニングポイントは、大学1年生の冬の大会で、関東ユースから一度落選した時だと思います。その冬の大会では緊張してしまい、試合で何もできませんでした。その時に、「たとえ緊張して試合で80%しか力が出せなかったとしても、試合で勝てるような実力をつけよう」と思いました。そして、人の1.5倍練習しましたね。うまい選手の練習を見に行って参考にしたり、どんどん吸収しました。そして2年生の2005年4月に関東ユースに選出されました。その時のポジションはMFでした。この冬の時期のがんばりがあったからこそ、今の自分があると思います。
 
Q7:アジアパシフィックトーナメント2007に出場した時の感想は?
川選手:大学2年生以降は結果を出し続けて、大学3年生の時にU21日本代表に選出され、ニュージーランドで開催された「アジアパシフィックトーナメント2007」に出場しました。結果はオーストラリアに決勝で負けて準優勝でした。日本は今までにオーストラリアに勝ったことが無かったのですが、最後まで追いつめておきながら負けてしまったので悔しかったですね。オーストラリアは、体格を活かしたパワープレーをするので、それに勝てるように日本人の特徴を活かしたラクロスをすべきだと感じましたね。


Q8:大学チームの成績は?
池川選手:大学のチームは僕が3年生の時に2部で優勝して1部に上がりました。チーム内で僕ともう一人の選手が、ユース代表で得たスキルや経験をチームに浸透させたことで、チームがレベルアップできました。この時はチームメンバーの意識も高かったですし、結果を出すことが出来てさらにチームがまとまりました。大学4年生の時は1部で戦いましたが、やはり強豪大学に勝つのは難しかったですね。

 
Q9:ラクロスチーム「Stealers」を作ったきっかけは?
池川選手:日本のラクロス社会人チームは、強豪が固定されていましたので、新しい風を吹かせたいと思い、大学卒業後にチームを結成しました。立ち上げの時は、ものすごく大変でしたが、作ってよかったなと感じています。
 

Q10:2009年日本代表に選出された時の想いは?
池川選手:大学卒業後に男子ラクロス日本代表に選出されました。この時は、まさか選ばれると思ってなかったので、びっくりしましたね。選出された要因は、日本代表が目指すラクロスを自分が柔軟に受け入れることが出来たからだと思います。ユース時代から、協会のコーチなどの意見を聞いて大学のチーム作りの参考にしていたので、それが功を奏したのだと思います。代表ではアタックをやっています。

Q11:普段のトレーニング内容は?
池川選手:平日は出身大学でコーチをしながら、学生に交じってトレーニングしています。土日はStealersで練習していますし、後は他の大学の練習に参加したり、代表の練習に参加しています。あとは、ランニングは月に100キロ走ったり、腹筋などの自重を使ったトレーニングも行います。練習中に意識していることは、日本代表に求められているスピーディーで流れるような新しいラクロスをすることです。
 
Q12:ラクロスの魅力は?
池川選手:1ラクロスをやる側の魅力は、基本的に大学に入ってから始めるスポーツなので、素直に競技の楽しさを感じることができるところですね。見る側の魅力としては、ラクロスは点が入るスポーツなのでそういう面では見ていて面白いと思います。

Q13:今の目標は?
池川選手:今年2010年7月にイングランドのマンチェスターで開催されるワールドカップで3位になることです。これが今のモチベーションになっていますし、そのために1日1日を大事にしたいです。将来的には、ラクロスをオリンピック競技にしたいですね。そうなれば日本での知名度が上がると思います。

Q14:若者へのメッセージ
池川選手:好きなことを精一杯やっていただきたいですね。好きなことを続けるためにはさまざまな障害があると思いますが、それを一つ一つクリアしていくことで自分自身が成長出来ると思います。

 

池川選手、インタビューありがとうございました。

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○編集後記
取材を通して、ハキハキしていてスポーツマンらしい感じが印象的でした。新たなチャレンジに取り組む姿勢は素晴らしいと思います。今後の活躍に期待しています。

【取材・編集/服部(株式会社 Keep up)】             2010年1月

 
 

インフォメーション

【お問い合わせ】
ラクロス協会
HP: http://www.lacrosse.gr.jp/index.html
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