プロフィール

風を読み自然と戦う


松苗幸希(まつなえ さき)
セーリング競技 レーザー級ラジアル
室蘭市体育協会所属
北海道出身



小学生時代に趣味で始めたセーリングだったが、続けるうちに全国大会に出場するようになる。大学時代は学生トップになり、卒業後もさらに上を目指して挑戦中。

 





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「セーリングの面白さを伝えたい」


Q1:スポーツ歴を教えていただけますか?
松苗選手:小学生時代に、バスケットボール・セーリング・空手をはじめました。バスケットボールは、カッコ良いイメージがあったのがきっかけではじめて高校3年生まで続けました。セーリングは小学校4年生ではじめ、今まで12年間続けています。

Q2:セーリングを本格的にやっていこうと思ったきっかけは?
松苗選手:小学校・中学校時代は、趣味としてセーリングを楽しくやっていましたが、高校2年生の時に全国大会に出場し、高校3年生の時は国体少年女子の部に出場し8位になりました。その結果を評価され、鹿屋体育大学から推薦が来て、「本格的にセーリングをやろう」と決意し、大学に入学することに決めました。

 
Q3:大学時代の思い出は?
松苗選手:地元の北海道から、大学のある鹿児島に行ったこともあり、本当に大学の環境に慣れるまでには2年くらいかかりました(笑)。しかし、週に4日間は好きな海の上で練習できましたし、体育学部では筋肉やトレーニングなどの体の知識について学んで競技に活かすことができたので、良い経験になりました。

Q4:大学時代の成績は?
松苗選手:女子インカレで2年生の時に4位、3年生の時に2位、4年生の時はスナイプ級で優勝しました。この優勝は、部活の設立以来の快挙でした。大学生活の集大成としてこのような結果を収めることができたので、本当に4年間頑張ってよかったなと思いました。
 
Q5:大学卒業後の進路は?
松苗選手:2009年3月に大学を卒業して、現在は北海道室蘭市の体育協会で働いています。業務は一般の方にヨットの指導を行うことです。お客様はだいたいセーリングの経験が無い方ですので、最初は楽しく教えて、慣れてきたら少しずつ理論を教えていきます。

Q6:ターニングポイントは?
松苗選手:今年2009年7月に日本開催の世界選手権がありました。大学時代は2人乗りでしたが、世界選手権からは1人乗りに変更しました。その大会に出場した時に、世界トップレベルの選手との違いを感じ、セーリングに対する気持ちが変わりました。もっと上を目指そうと言う気持ちが強くなり、練習内容も見直しました。


Q7:セーリングはどんな競技ですか?
松苗選手:帆の表面を流れる風の力を利用して、水上を滑走するレースです。だいたい1大会のレースは3日~4日間あり、1日3~4レース行います。海の上にマークを付けて、一番早くコースを回った人が1位です。勝つためのポイントは、風を読むことですね。帆を動かして風の当て具合を調節し進みます。風が無い時は海の上で待機し、風が吹いてきたら準備します。レースにおいては、気象状況などの天気や風向き情報や、地形を読み取る能力も重要ですね。もちろん体力も必要で、ヨットをコントロールする力と、帆の紐を調整したりするので、試合ではかなり体力を使います。
 
Q8:普段のトレーニング内容は?
松苗選手:ランニングとウェイトトレーニング・競技練習です。今は肩周りの筋肉を鍛えるために、ジムに行ってトレーニングをしています。仕事と競技を両立しているので、なかなか練習時間をとるのが難しいのですが、少ない時間で集中してトレーニングをするように心がけています。

Q9:セーリングを続ける原動力は?
松苗選手:今はオリンピック出場という明確な目標がありますので、それが一番の原動力になっています。あとは、レースに出て負けたら悔しいですから、その気持ちをバネに日々努力しています。

Q10:セーリングの魅力は?
松苗選手:子供の時は、海が好きだったからセーリングを続けていたのですが、高校時代からはレースの駆け引きなどの勝ち負けが面白くなってきました。セーリング競技は自然を相手にしますので、風を読むという作業がとても面白いです。セーリングをやることで人間の感性も磨かれると思います。セーリングは見る側にとっても、ルールを理解し風を読めるようになると、見ていて楽しめると思います。例えば、女性と男性が一緒にレースしますが、風が吹くと力のある男性が有利で、風が無い時はウェイトが軽い女性が有利です。

Q11:今の目標は?
松苗選手:ナショナルチームに入り、オリンピックに出場することですね!!そのために、一歩一歩着実に前進することが必要です。おかげ様で、ナショナルチームの候補合宿などに参加させていただいていますので、もっとレベルアップしたいと思います。今後は、できれば海外留学もしたいですし、スポンサー企業がつくような選手になりたいですね。

Q12:若者へのメッセージ
松苗選手:若者の私が言うのもおこがましいかもしれませんが、何事もやってみないと始まらないと思います。やろうかどうしようかと迷うよりも、まずはやってみることが重要なのではないかと思います。
 

 

松苗選手、インタビューありがとうございました。

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○編集後記
取材を通して、セーリングの深いお話をしていただきありがとうございました。松苗選手は、これからどんどん成長し、結果を出していくホープだと思います。

【取材・編集/服部(株式会社 Keep up)】             2009年12月

 
 

インフォメーション

【お問い合わせ】
財団法人室蘭市体育協会
〒050-0073  北海道室蘭市宮の森町4丁目1番43号 室蘭市体育館内
TEL:0143-44-7521
FAX:0143-43-4744

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