プロフィール

アルペンスキー学生界の成長株


金子未里  (かねこ みさと)
1988年9月27日生まれ
アルペンスキー
立命館大学体育会スキー部所属
秋田県出身
 
 
幼いころからスキーをやり続け、大学生で初めて学生チャンピオンになった期待の選手。オリンピックでの活躍を目指して邁進する。
 
 
【実績】
08/09年シーズン
全日本学生チャンピオンスキー選手権大会 優勝
全日本学生スキー選手権大会(インカレ)女子1部 優勝
全日本選手権 4位
FIS(国際スキー連盟公認)レース 8勝
ユニバーシアード日本代表 総合5位
 
 

バックナンバー
 
Vol.030 
 【女子プロボクシング】
Vol.031 
   中村 元樹   
  【サッカー】

  Vol.032
   【スキークロス】
  Vol.033
  【アルペンスキー】
 Vol.034
  米村明子  
  【女子プロテニス】
 

金子未里 

 

「世界の舞台で活躍できる選手になりたい!!」


Q1:スポーツ歴を教えていただけますか?
金子選手:3歳からスキーをはじめ、今でもずっと続けています。あと、5歳から水泳をはじめ、小学校4年生でバスケットボールをはじめましたので、小学校高学年の時は、スキー、水泳、バスケットをやっていました。中学時代は陸上部で、800m走、幅跳び、砲丸投げなどをやりました。高校生からはアルペンスキーに集中し、現在は立命館大学スキー部に所属し、アルペンスキーをやっています。
 

Q2:スキーをはじめたきっかけは?

金子選手:両親がスキーの指導者でしたので、私が物心をついた時には自然とスキーをやっていました。スキー場が家から車で20分位のところにあったので、冬場は毎日のようにスキーをやっていましたね。スキー競技をはじめたのは、地元のスキーチームに所属した小学校1年生からです。

金子未里


Q3:スキーの練習をはじめた当初の思い出は?
金子選手:最初は、スキーは転んだら痛いし、寒い中でやるので、嫌々やっていたと思うのですが、友人と一緒に滑るのが楽しかった記憶があります。私がスキーチームに入ってからは、父親がチームのコーチになりました。
 
Q4:小学校時代のスキー大会での成績は?
金子選手:初めてスキー大会に出たのが、小学校1年生の時ですが、地元の大会で2番になりました。この時は、1番になれなくて悔しかったことを覚えています。小学校5年生の時に、東北大会に出場したのですが、その時にあまりに周りの選手のレベルが高くてびっくりしました。

金子未里

Q5:中学時代のスキーの思い出は?
金子選手:中学時代も自然な流れでとスキーを続けました。中学時代は、陸上部に入っていたので、基礎体力向上に役立ったと思います。この頃から、本格的にウェイトトレーニングを取り入れました。その効果があったのか、中学3年時には全国中学大会で3位になりました。前の年までは、私は全国で30位にも入っていなかったので、いきなり3位になって周りは驚いていたと思います。

Q6:高校時代のスキーに対する想いは?
金子選手:高校時代も、地元の高校のスキー部に入りました。高校生になると、1年中スキーのトレーニングをするので、スキーに対するモチベーションは一気に上がり、「もっと上のレベルでスキーをしたい」と思うようになりました。練習メニューもスキーに役立つ内容だったので、とても良い経験が出来ましたね。高校時代の成績は、日本ジュニアオリンピック優勝、インターハイ3位、国体では5位になりました。

Q7:スキー環境として立命館大学を選んだ理由は?
金子選手:大学進学時はいろいろと悩んだのですが、一番最初に誘っていただいた立命館大学に入学しました。立命館大学のスキー部では、選手の自主性を尊重して、自分で考えて練習する環境です。このような中で、自分自身のスキーに対する考えがしっかりしたと思います。今は自分のやりたいスキーが出来る環境にいることができて、感謝しています。

金子未里

 
Q8:全日本学生スキー選手権で優勝した時の感想は?
金子選手:1年生の時の07/08シーズンは、全日本学生スキー選手権(インカレ)2部で2冠を達成しました。08/09シーズンの2年生の時は、インカレ1部に上がって優勝しました。この時は、夏場に納得のいく練習ができて、自信を持ってシーズンに入れましたし、気持ちが乗っていたのでうまくいったと思います。去年と比べて、メンタル面で成長できたと実感しています。あと08/09シーズンの成績は、全日本学生チャンピオンスキー選手権優勝、全日本選手権4位、ユニバーシアード日本代表で総合5位になりました。
 

金子未里


Q9:普段のトレーニング内容は?
金子選手:ランニング1時間、コーンを使ったフットワーク、ジャンプ系やバランス系のトレーニング、ウエイトトレーニングを行います。練習は週6回行います。授業の合間にもトレーニングを行いますし、練習前にもウエイトトレーニングを行ったりします。シーズン中の競技練習は、1日3時間くらいです。競技練習ではビデオを獲ってもらって、調子が良いと1本1本ビデオで滑りを確認します。ユニバーシアードの日本代表になった時は、専門のトレーナーの方に、トレーニング法やストレッチなどのコンディショニングを学んだりしました。
 
Q10:食事管理で気を付けていることは?
金子選手:食事は普段は自炊しています。野菜を多く取るようにして、バランスの良い食事を心掛けています。あと、ウエイトトレーニングの後のタンパク質の取り方などは気を付けていますし、サプリメントも摂っています。
 
Q11:アルペンスキーの魅力は?
金子選手:魅力は、タイムで勝ち負けがはっきりするところです。自分のパフォーマンス次第でタイムは変わってきますし、わかりやすい競技だと思います。あと私は、チリ、ニュージーランド、中国などの海外でもレースをしたことがあって、海外ではスキー場の雪が固いのですが、私は固い方が合っています。海外と日本の選手との違いは、海外では中学生くらいの若い子でも、ものすごく技術レベルが高いことです。高いレベルの中でもまれているヨーロッパの選手などは、競争の環境にあるので成長出来るのだと思います。

Q12:アルペンスキーを続ける原動力は?

金子選手:「オリンピックやワールドカップで活躍したい」という気持ちが、一番の競技に対する原動力になっています。あとはやはりスキーが好きなことですね。同じ年齢でアルペンスキーの日本代表選手がいて、その選手が世界で活躍しているのを見ると、やはり悔しさを感じますし、もっと自分も頑張ろうと思います。
金子未里

Q13:現在の日本のスキー界に対する想いは?
金子選手:現在の日本のスキー界は、限られたトップ選手しか強化できない環境にあると思います。このままでは、海外との差を縮めるのは難しいと思います。現状では学生時代に実績があっても競技を辞めていく人も多いですし、もっと子供のころから夢や目標を持てる競技になってほしいです。オリンピックやワールドカップでもっと日本人が活躍して、競技がメジャーに取り上げられるようになって、選手層がどんどん厚くなっていけば、スキー界も盛り上がると思います。

金子未里



Q14:今の目標は?
金子選手:もちろん、日本代表になってオリンピックやワールドカップで活躍することです。私は、ジュニアの頃から日本代表になって世界と戦った経験がありません。そんな私がもっと頑張って、日本代表に上り詰めて、スポンサーがつくような世界的に有名な選手になれば、これからスキーをはじめようとする子供たちに夢を与えることができると思います。是非、そういう選手になりたいと思います。最近は海外にも目が向いてきて、今年の秋には、アメリカのスキー専門学校に行って、もまれてこようと思います。
 
Q15:若者へのメッセージ
金子選手:楽しむことが、うまくなることの一番の近道だと思います。私は今大学でスキーを楽しんで出来ています。大学での勉強や、オフシーズンのトレーニングなども、自分の好きなスキーのためにやっていることなので、その全てが楽しめないとおかしいと思います。何か好きなことが一つあれば、それを軸に全てが楽しくなってプラスになると思いますので、是非皆様も好きなことを見つけていただきたいと思います。

 

金子選手、インタビューありがとうございました。

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○編集後記
取材を通して、若いのにとてもしっかりした考えを持った選手だと感じました。真剣に話す姿からは、コツコツと練習を積み重ねてきた様子が伺えました。オリンピックを目指して、是非世界で活躍する選手になっていただきたと思います。応援しています!!

【取材・編集/服部(株式会社 Keep up)】             2009年5月

 
 


インフォメーション

【おまけ情報】
・趣味:カラオケ
・好きな歌手:倖田來未さん、安室奈美恵さん
・お勧めの映画:ホームアローン
・お勧めのマンガ:スラムダンク、るろうに剣心
・好きな芸人:はんにゃ
・好きなスポーツ選手:石川遼、イチロー選手
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