伊藤里奈

プロフィール

闘志みなぎるリトルスキーヤー


伊藤里奈 (いとう りな)
1988年4月8日生まれ
スキークロス ナショナルチームメンバー
札幌リゾート開発公社SC所属
北海道札幌市出身

 

幼い頃からスキーをはじめ、その才能はすぐに開花する。小学生時代から高校時代までアルペンスキー界で実績を残し、現在はスキークロスに転向し、ナショナルチームでオリンピック出場を目指す。
 
【主な実績】
高校時代(アルペン)
・インターハイ(アルペン)
SL6位、GS6位

08’シーズン(スキークロス)
FIS鹿島槍CUP:2位
長野オープン:優勝
竜王ドラゴンクロス:優勝

09’シーズン(スキークロス)
札幌国際X-CUP:優勝
MINAMI-CUP:優勝
FIS札幌国際CUP:2位
ヨーロッパCUP(フランス):15位
ヨーロッパCUP(スイス):21位

バックナンバー
 
Vol.030 
 【女子プロボクシング】
Vol.031 
   中村 元樹   
  【サッカー】

  Vol.032
   【スキークロス】
  Vol.033
  【アルペンスキー】
 Vol.034
  米村明子  
  【女子プロテニス】
 

伊藤里奈

 

「自分のスタイルを確立して、オリンピックで活躍したい!!」


Q1:スポーツ歴を教えていただけますか?
伊藤さん:2歳からスキーをやりはじめて、それからずっとスキーをやっています。小学校の時は、少年野球チームに入っていました。自分で言うのもなんですが、結構野球のセンスがありました。あとはロードバイクの大会に出たこともありますし、テニスや水泳も習っていました。いろいろとスポーツを経験しましたが、どんな時もスキーは生活の一部でした。高校時代までアルペンスキーをやって、高校卒業後はスキークロスに転向し、現在はナショナルチームで活動しています。
 
Q2:スキーをはじめたきっかけは?
伊藤さん:祖父がスキー選手でしたし、両親もスキーが大好きでした。本格的にスキーをはじめたのは、兄がスキーチームに入ったので、小学生の時に私も一緒にそのチームに入ることになったのがきっかけです。小学生の時には、ソロモンカップで5年生の時に優勝し、6年生の時に2位になりました。優勝した時は、とても気分が良かったことを覚えています。中学生になっても、同じクラブチームでスキーを続けました。小学校4年生くらいから小樽のチームに所属していましたので、中学時代も放課後に札幌から小樽まで一人で高速バスで通っていました。
 
Q3:高校時代のスキーの思い出は?

伊藤さん:高校にはスキー部に推薦で入りました。この時は、同じ学年に女子選手がいたので、お互いに刺激し合っていましたね。高校時代の成績は、3年生のインターハイ6位入賞です。この時は、予戦をぎりぎりで通過して決勝は126番スタートでしたが、120人抜きで6位になりました。まるで神様が降りてきた感じがしました(笑)。私はスキーの技術には自信を持っていて、指導者の方にはいつもほめていただきました。

伊藤里奈


Q4:スキークロスに転向したきっかけは?
伊藤さん:スキーで世界の舞台で活躍したいと思っていましたので、そう考えた時にスキークロスの方が自分に合っていて世界に近いかなと感じたことと、兄がスキークロスの大会に出ていたので、高校を卒業した2007年にスキークロスに転向しようと思いました。

伊藤里奈

Q5:日本代表チームに選抜された時の想いは?
伊藤さん:スキークロスをはじめてから2回目に出場した大会で、いきなり日本代表選手に勝ってしまいました。その実績が評価され、日本代表に選抜していただきました。日本代表チームに入ってからはとにかく必死ですし、結果を出すことを意識しています。
 
Q6:海外の大会はいかがですか?
伊藤さん:海外の大会は、日本と比べてレベルも違いますしコースも違います。ジャンプ台も大きいですし、バーンも固いので、とてもやりがいがあります。海外の大会でのベストの成績は、ヨーロッパカップ15位です。海外の大会では、レースが終わると選手同士での交流の場があります。そこでいろいろな選手と話すことが出来るので、とても良い経験になります。

Q7:ご自身のレーススタイルの特徴は?

伊藤さん:スキークロスにおける私の特徴は、ジャンプを怖がらずに大胆な滑りが出来るところです。あと、私は身長が150cmで、海外の選手と比べて身長差がありますが、それを武器に海外の選手の間を抜いていきます。レース展開としては、私は後半に追い込んで抜いていくタイプです。
 

伊藤里奈

Q8:普段のトレーニング内容は?
伊藤さん:競技練習、ロードワーク、ウェイトトレーニング、ジャンプ系、球技などです。練習は週6回です。ロードワークは朝に大体1時間くらい走ります。ウェイトトレーニングは、上半身・下半身に分けて行い、フリーウェイトも行います。ジャンプ系などの瞬発系のトレーニングは、自分の得意分野なので、特に伸ばそうと努力しています。あと球技は大好きで、リフレッシュもかねて仲間とビーチサッカーの大会に出たりしています。

伊藤里奈

Q9:普段の練習で心掛けている事は?
伊藤さん:一つ一つのトレーニングに目的を持って、鍛えている筋肉を意識しながら取り組みます。滑走の練習では、うまい選手の動きをよく見て学んでいます。スキークロスでは11月くらいからシーズンに入るので、それからは海外で合宿を行ったり、海外のレースを中心に出場します。シーズン中はトレーナーにも帯同していただき、マッサージなどの体のケアをしていただいております。

Q10:食事管理で気を付けていることは?
伊藤さん:実家にいる時はお母さんに作ってもらいますが、基本的には自炊します。メニューは、野菜を良く食べるようにしています。海外では中華料理を良く食べたりと、私の場合は体作りのために、ひたすらウエイトを増やす努力をしています。

Q11:スキークロスの魅力は?

伊藤さん:4人で滑るレースですので、体のぶつかり合いもありますし迫力があるところが魅力です。ゴールするまで何があるかわからないので、4番手にいても前の3人が転倒することもあります。追い抜く場所もレース中で一つしかない場合もあるので、冷静に判断しますね。レース前はイメージトレーニングを行い、レース展開を鮮明にイメージします。イメージ通りのレース展開で勝った時はうれしいですね。見てるお客さんにとっても、ゴールするまで目が離せないところが魅力だと思います。

伊藤里奈

Q12:スキークロスを続ける原動力は?
伊藤さん:高校時代に一緒にアルペンスキーをやっていた仲間が、大学で活躍しているニュースなどを見ると、自分も負けてられないと思いますし、そういう気持ちが今の原動力になっています。

伊藤里奈

Q13:今の目標は?
伊藤さん:バンクーバーオリンピックは通過点として頭の中にありますが、大きな目標は2014年にロシアのソチで開催されるオリンピックでスキークロスで金メダルを獲ることです。あとはジャンプが得意なので、フリースタイルのDVDにも出てみたいなと思います。
 
Q14:若者へのメッセージ
伊藤さん:私もそうなのですが、自分のスタイルを確立して、それを貫いていただきたいと思います。周りに流されずに、オリジナルなスタイルを見つけていきたいですね。私は、競技をやる時は常に1番になりたいと思って取り組みます。ですから、負けた時にはものすごく悔しいですが、その悔しさをバネにさらに努力をします。これが私の闘うスタイルです。

 

伊藤さん、インタビューありがとうございました。

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○編集後記
取材を通して、若さと勢いを感じました。自分の特徴を競技に活かしてところが特にすばらしいです。これからもオリンピックを目指して頑張ってほしいと思います。

【取材・編集/服部(株式会社 Keep up)】             2009年4月

 
 


インフォメーション

【おまけ情報】
・趣味:スポーツ、レゲエ、ファッション
・お勧めのマンガ:ドラゴンボール
・お勧めの映画:「ハンコック」(ウィル・スミス主演)
・良く行くスポット:原宿、渋谷

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