今、一億総中流と言われた日本社会で、子供の7人に1人は貧困と言う状態にあります。世界的不況や雇用制度の変化など時代的背景と、行政制度や働き方など、社会構造の問題が絡み合い、その影響はもっとも弱い存在である子供に貧困の連鎖となって現れているのです。
Chapプロジェクトでは、「アスリートが社会を変える」をスローガンに、アスリート・スポーツ選手からのメッセージを通じて、子供の貧困問題解決に取り組みます。
支援:子どもHAPPY化計画実行委員会
Chapプロジェクト 朝倉新【株式会社Keep up代表取締役】
メッセージ Chapプロジェクトでは「アスリートが社会を変える」をスローガンに様々な社会問題解決のきっかけをスポーツの力・発信力で少しでも多くの皆様に知っていただく機会をつくっていきたいと想っております。スポーツは多くの方の協力と応援があって成り立ちます。アスリートとしていただいてきた感謝の力を社会に・人々に・大切な方々にこの取り組みを通じて還元出来れば幸いです。
尾形菜々【空手道】 実業団選手権3位
メッセージ 「「豊かな国」というイメージのある日本で貧困が広がっているということを初めて聞いたときには耳を疑ってしまいました。子を持つ親であれば誰でも自分の子供に不憫な思いはさせたくないと思うはず。でも現実にどうにもならない貧困状況に陥り苦しんでいる家庭がたくさんあるのです。世の中お金が全てではないと信じてはいるものの、実際にはお金がないとあきらめなければならないことが山ほどあります。一人でも多くの子供達が明るく夢を持って生きることのできる社会になるように、私達大人が立ち上がって行動するべきではないかと思います。と言いながら私自身もまだ自分に何ができるのかと思い悩む日々ですが、まず現状をもっとよく理解しこの問題を少しでも多くの人に知ってもらえるようにすることから始めたいと思います。」
田中雄土【アルペンスキー】早稲田大学スキー部所属
メッセージ
「はじめまして!アルペンスキーヤーの田中雄土です。日本の17歳以下の子供の7人い一人が貧困状態にあるという事を恥ずかしながら、初めて知りました。そして調べてみたところ、ある調査結果では大阪堺市内の生活保護受給390世帯を無作為抽出して調べた結果、その25%は世帯主が育った家庭も生活保護世帯で、その割合は母子世帯では40%に上ったそうです。「貧困の固定化」が伺えます。これは、国が策を投じなかった結果ではないでしょうか。政治家が出ているテレビ番組などで、「親の責任」などいろいろ聞きますが、国は「国民の親」であると思う。一番最初に育児放棄したのは国という親だ。国が策を投じ、それでもなお、負の連鎖を断ち切れないのであれば、子である国民に責任が生じてくるのではないかと考えます。私も、スポーツを通じて「夢と希望と元気」を与えられる選手を目指し、これらに貢献していこうと思います。」
斎藤ユリ【プロサーファー】日本プロサーフィン連盟女子選手会長
「自然界に陰と陽、光と影が存在するように、社会にも日陰に当たる部分が実際に存在していて、そこには助けを必要としていても助けを求められない人たちがいることも事実だと思います。社会という大きな仕組みの中で生きている私たちは、直接ではなくとも間接的にかかわり合い、繋がっています。だから、助けを必要としている人たちに手を差し伸べることは巡り巡って自分を助けることになるだろうし、困っている人を助けるという行為は私たちの中にある良心を伸ばして行ってくれると思います。私にも出来ることがあれば、喜んでお手伝いいたします。」
福井五大【スキークロス】スキークロス ナショナルチームメンバー
「貧困の問題について知るまで、私は「日本は豊かな国である」と思っていました。ですが現実には7人に1人の子供が貧困に苦しんでいます。 実際に、親が国民健康保険を滞納した結果、無保険状態の子供が全国に3万3,000人いるのです。学校でケガをしてたり、通学途中に事故に遭っても、病院に行くことすら拒む学生もいるのだそうです。解決の為には当然政治の力が必要になってくるのですが、それを動かすのが国民である私たちです。 まずは一人でも多くの人がこの問題に関心を持つ事が大切だと思います。そして僕に今できる事はもっと知る事と、スポーツを通して子供と接し、元気を与えて行きたいと思います。」
山岸勇大【カバディ】カバディ日本代表選手
「子供を守ってあげられるのは私達大人しかいません。このシンポジウムをきっかけに一人でも多くの子供が幸せになってくれることを祈ってます!まず出来ることは多くの人に今の日本の子供達の現状を知ってもらい少しでも関心を持ってもらうことではないでしょうか。出来ることからはじめましょう!子供たちの笑顔のために!」
大西一憲【スキーボードクロス】ワールドカップ銀メダリスト
「親であれば、子供に夢や希望を持って、いつも笑っていて欲しいと思っているはず。しかし、貧困が理由で、そういった当たり前のことが難しくなってきています。 まずは、そういった日本社会の現状を多くの人に知ってもらうこと。そして、1人1人ができることを何でも良いから実行することが大切だと思います。貧困は経済的にものもあれば、精神的なものもあります。私はまずアスリートとして、1人でも多くの子供に夢や希望、笑顔を届けていきたいです。」
黒田アキヒロ【キックボクシング】日本ライト級チャンピオン
山田昌寛【セパタクロー】セパタクロー日本代表・世界大会3位
鈴木裕之【トライアスロン】アイアンマン70.3世界選手権日本人1位
「諦めない気持ちを持って子供たちが常に前向きに歩めるように、私たち一人一人が温かく包んであげる必要があるのではないでしょうか。 まず知って、それから行動へ。」