Q4:キックボクシングをはじめたきっかけは?
黒田さん:高校卒業後は、何かやりたい事を見つけようと思い、大学に入学しました。大学4年間は塾の講師をやっていたのですが、大学1年生の時に、生徒達のモチベーションを上げる為に、「やりたい事を見つけよう」とか、いろいろと偉そうなことを言っていたにも関わらず、自分は何もチャレンジしていないことに気付きました。そして、何かをはじめたいなと思うようになっていた大学2年生の時に、友人に大学のキックボクシング部に入ろうと誘われました。僕は、中学生のころから格闘技が好きだったので、その時「キックボクシングをやろう」と決意しました。
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Q5:キックボクシングの練習を初めて行った時の感想は?
黒田さん:素直に面白いなと思いましたね。部活のメンバーはみんな格闘技好きで、キックボクシングを楽しんでいたと思います。それから練習を重ね、学生のアマチュアキックボクシング大会に出ることになりました。この最初の試合では、ローブローを打ってしまって減点されたのですが、最終的にはKO勝ちしました。しかし、反則した自分がふがいなくて、試合終了後は泣きましたね。学生時代はスーパーフェザー級で3戦しました。
Q6:プロになろうと思ったきっかけは?
黒田さん:大学時代に就職活動をやっていた時は、将来的にスポーツに関わる仕事をやりたいと思っていたのですが、それなら自分が若い時にプロスポーツをやって、プロの世界で一番になってからスポーツの仕事を始めた方が、実績も何も無いよりも説得力があるなと思いました。プロスポーツは若くて体が動かないと出来ない事ですし、キックボクシングが好きだったので、大学卒業後に「プロのキックボクサーになろう」と決心しました。そこで、当時J-NETWORKフェザー級のチャンピオンだった増田さんに憧れて、サバーイ町田ジムに入門しました。
Q7:キックボクシングジムに入門して感じた事は?
黒田さん:プロ選手と一緒に練習していたことで、意識の違いを感じました。やはり練習に対する姿勢や、リングに立つ上での気の持ち方ですね。自分の試合のためにチケットを買って、時間を空けて試合を見に来てくださる方々のためにも、全力を尽くさないわけにはいかないですからね。入門してからプロになるまで2年かかり、2003年10月にプロデビューしました。
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Q8:キックボクシングのスタイルは?
黒田さん:デビュー時から前に出る戦い方ですね。マイナーチェンジはしていますが、基本的な闘い方は崩せないです。この自分のファイティングスタイルはタイに行って身につきました。タイには通算で5回くらい行っているのですが、最初は2004年3月の試合で初めて負けた後に1ヶ月間滞在しました。現地の選手は打たれても顔に出さないのは当たり前ですし、ミットやサンドバックでも気合の声は出しませんし、違いを実感しましたね。昔の自分は、試合前はとてもナーバスになっていたのですが、タイで学んでからは集中すべき時にしっかりと集中すれば良いと思うようになりました。
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Q9:タイでの一番の思い出は?
黒田さん:2005年4月から3ヶ月間現地に滞在したことです。この時は7試合やりましたが、この経験が自分にとってすごい大きかったですね。現地では、グローブや靴など物が盗まれることもありますし、厳しい環境で練習して成長できたと思います。練習メニューは、朝10キロ走ってから昼寝をして、午後は5キロランニングしてからロープを飛んで、ミットは5分3R、残った時間はずっとサンドバックをやります。試合前は蹴りこみを多くして、最後に首相撲30分です。スパーリングは練習でケガをしないために、ぜんぜんやらないですね。今のトレーニングはこの時の練習を基本としています。