野原秀樹
プロフィール

踊る起業家


野原 秀樹 (のはら ひでき)
株式会社MANY ABILITIES代表取締役
振付家
愛知県出身


現役のバレエダンサーとしても活躍し、バレエの指導や振り付けも行う。バレエでの経験を活かすため会社を設立し、現在はアーティストやパフォーマーの才能を活かしたイベント・ワークショップや、ご自身も講師として企業向けのセミナーを行う。
 


 





バックナンバー
 
Vol.011
    【ボクシングジム会長】

Vol.012
    【シュートボクシング広報】

Vol.013
    【MANY ABILITIES代表】

Vol.014
【ヨガインストラクター】
    Vol.015
   【混合バレーボール協会理事長】

  

 

「関わる全ての人がハッピーになるように常に心掛けています。」


Q1:スポーツ歴を教えていただけますか? 
野原さん:小学校4年生の時に野球をはじめ中学卒業まで続けました。はじめたきっかけは、小学校に野球部があったことですね。ポジションはキャッチャーだったので、常に選手全体を見渡すことで、司令塔というか物事全体を客観的に見る力を養いました。高校では体操部でした。そして、高校時代にジャズダンスとバレエをはじめ、それからずっとバレエを続けています。
 
Q2:昔から人前で踊るのは好きでしたか?
野原さん:そうですね。幼稚園の発表会の時に、ダンスの振り付けをしたことを鮮明に覚えています。この時が、人生で初めての振り付けの経験でした。そして、パフォーマーとして目覚めたのが高校2年生の時です。この時は、文化際でミュージカルをやる事になり、僕が主役と振り付けを任されました。当日はとても盛り上がって、高校の体育館に600人が集まりました。その時に、パフォーマーの血が騒いだというか、「将来、人前でパフォーマンスをやっていきたい!」と真剣に考えるようになりました。それから、高校3年生の時にジャズダンスをはじめました。


Q3:バレエをはじめたきっかけは?
野原さん:ジャズダンスが上手くなるためにバレエの基礎が必要だったので、バレエをはじめました。そこで、「バレエをやっていこう!」と決意しました。バレエを練習していくうちに、先輩達が東京バレエ団などに行っていたので、自分も東京に行った方が良いと思い、20歳の時に上京しました。上京した当初は、オープンクラスと言う自由にレッスンを受けられる場所で練習し、たくさんの人に出会いました。それからだんだんとバレエダンサーとして動けるようになると、仕事が入ってくるように成りました。僕はバレエ団に所属せずに、ずっとフリーで活動していました。

野原秀樹


Q4:バレエをやってきて学んだ事は?
野原さん:バレエは総合芸術ですから、ダンサーはもちろん生のオーケストラや舞台装置、照明・音響などの全てが重要です。その中で僕は、ダンサーとしてだけではなく裏方も含めて、舞台全体を見る目や一つの舞台を成功させるための作品作りなどを学びました。パフォーマーとしては、お客さんに伝わるように演技しないといけないですから、体からにじみ出てくるような表現力を学びましたね。

野原秀樹

Q5:現役時代の練習で心掛けていた事は?
野原さん:バレエではゴムのような筋力をつけないといけないので、チューブをつかったトレーニングや指先の力を鍛えるトレーニングをして、柔軟でしなやかな筋肉をつけるように心掛けました。あとは、練習で女性を持ち上げることで必要な筋肉がつきますし、バレエのレッスンがエクササイズとして理にかなっているので、体力・筋力・柔軟性がつきます。1日6時間以上練習しますので、とてもハードです。練習ではアドバイスを良く聞くことと、レッスンを楽しむことが大切ですね。今はもう昔みたいには動けませんが(笑)、まだ現役を引退したという気持ちは無く、できる限りバレエを続けていきたいと思っています。

Q6:バレエを続ける上で苦労したことは?
野原さん:僕はあまりバレエ向きの体ではなかったので、良い状態をキープするのが大変でしたね。あとは、バレエ界自体がまだ整備し切れてない部分が多いですし、収益面でも支えてくれる企業・団体がもっと必要だと思いますね。


Q7:バレエの指導者になったきっかけは?
野原さん:バレエを教え始めたのは、20代後半くらいからですね。きっかけは、発表会で繋がった方々から、指導の仕事もいただくようになったことです。指導者になってからは、振り付けの面白さに惹かれ、「一人一人の個性をどう活かすか」を考えるように成りました。振り付けなどの順番や難易度は、個性に合わせるように作ります。あとは、いかにやる気が出るようにしむけるかですね。最近の指導では、イメージの大切さを重要視しています。
野原秀樹

 

野原秀樹



Q8:バレエの魅力は?
野原さん:バレエはエクササイズとしてパーフェクトだと思いますし、健康維持にとても優れたものです。バレエは丹田を意識して、体を引き上げる作業です。フィギュアスケート・新体操・ジャズダンスなどの選手もバレエを習っていますし、バレエは本当にすごいと思いますね。あとは、肉体表現として一瞬の表現と言うか、瞬間瞬間の驚きが生のパフォーマンスにはあります。ですから、ダンスでも何でも体で表現する事は、美しいと同時に、人に伝わる要素が強いのかなと思います。

Q9:起業されたきっかけは?
野原さん:僕は日本で唯一の「男性バレエダンサー起業家」だと思いますね(笑)。起業の一番のきっかけは、アート・エンターテイメントをもっと身近にしたいと思ったことですね。この想いは昔から持っていて、ひとりひとりの才能や個性を活かせる場を作っていきたいと思い、2008年9月29日に会社を設立しました。今の世の中では、会社を作ることよりも、どれだけ継続できるかが大事なのではないか思います。



Q10:どんな会社にしたいですか?
野原さん:アーティスト・パフォーマーをプロデュースして、それぞれの個性・才能を活かしたワークショップ・イベントの企画・運営をやっていきたいですね。あとは、バレエで培った表現力を生かした企業・団体向けの健康・キャリアップセミナーもやります。そして、今まで続けてきたバレエ教室も発展させたいですね。僕が主催したセミナー・イベントにたくさんの人が来てくれて、本当に影響力を感じています。だから僕の主催したもの全てに責任を持っていますし、関わる全ての人がハッピーになるように常に心掛けています。
野原秀樹

Q11:現在のモチベーションは?
野原さん:今は大海原を航海する船にたとえると、まだイカダだと思います(笑)。でも、黄金色に輝いていて、これから、だんだんと舵をつけて帆を掲げていきます。その前向きな気持ちを忘れずに行きたいと思います。無理をせずに出来ることから確実に歩んで、どんな荒波でも乗り越えていきたいと思います。そして、先輩起業家のアドバイスを謙虚に受け止めて、成長していきたいと思います。
 
Q12:今の目標は?
野原さん:会社として10年継続していく為に、今は体力を付けていく事が目標です。そして、環境問題や子供達のために取り組む弊社の柱となる事業基盤をしっかりと作ることです。そして、自分自身をプロデュースし、将来的には、振付け家としてどんどん作品を作って、世界をまわりたいですね!!
 
Q13:若者・アスリートへのメッセージ
野原さん:無限の可能性があることを信じてください。若いことそれ自体が魅力ですから、是非、才能や個性を活かしたことをやっていただきたいと思います。それと、今と言う時間はもう戻ってこないので、時間を大切にして一歩を踏み出し、他人と歓びを共有できるようにすることが大事だと思います。

 

野原さん、インタビューありがとうございました。

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○編集後記
野原さんの優しくて特徴的な声と穏やかな笑顔にとても勇気付けられました。弊社は、1年以上前から野原さんと親しくさせていただき、今回の取材を通して、お互いの成長を実感することが出来ました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

【取材・編集/服部(株式会社 Keep up)】             2008年10月

 
 


インフォメーション

【お問い合わせ】
株式会社MANY ABILITIES
代表取締役  野原 秀樹 (のはら ひでき)
270-2204 千葉県松戸市六実4-11-23
TEL/047-386-7853 FAX/047-836-7860
e-mail/nohara@many-abilities.com
HP/http://many-abilities.com

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