山岸勇大
プロフィール

カバディ界の貴公子

山岸 勇大 (やまぎし ゆうだい)
カバディ日本代表
1981年3月12日生まれ
東京都出身
 

高校時代に培ったラグビーの才能を活かし、カバディでは守備のスペシャリストに成長。

 

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山岸勇大

 

カバディはまさに格闘技!?」


Q1:スポーツ歴を教えていただけますか?
山岸選手:小学校3年生の時に、友人に誘われサッカーをはじめ、中学卒業まで続けました。小学生の時は、北海道に住んでいたこともあり、スキーが得意でした。高校ではスキーをやりたいと思い、都内のスキー部がある高校に入学しました。しかし、当然のことながら雪の無い地域ではスキーが満足に出来ず、ラグビーをはじめることにしました。ラグビーにはすぐに適応し、高校生の東京都代表候補にも選ばれたことがあります。高校卒業後には、もう一度スキーをやりたいと思い、長野にあるスキーの専門学校に入学し、モーグルをやりました。
 
Q2:カバディをはじめたきっかけは?
山岸選手:スキーの専門学校を卒業してから、幼稚園に体育の先生を派遣する会社の方と出会い、働かせていただきました。その時に、幼稚園の先生になろうと決意し、保育士の資格を取るために専門学校に入りました。その専門学校で、21歳の時に「カバディ」と出会いました。その保育士の専門学校に「カバディ部」があり、最初は興味本位ではじめました。
 
Q3:カバディの練習をはじめた当初の感想は?
山岸選手:実際にやってみると、面白くて仕方が無かったですね。自分がラグビーをやっていた事もあり、人を倒して捕まえたりすることがすぐに出来るようになり、どんどんカバディにのめり込んでいきました。

Q4:初めて試合に望んだ時の感想は?
山岸選手:カバディチームは全国的に少なく、大会には大学や専門学校・社会人などのチームが入り混じっていました。
僕はすぐに試合に出させていただき、結果的に新人賞をいただく事ができました!!
山岸勇大
Q5:カバディにおいての得意分野は?
山岸選手:カバディは1チーム7人制で、男子の試合は20分ハーフです。1試合の点数は、多い時で100点以上入るときもあります。攻撃と守備を交互に行い、攻撃時は1人だけで、相手の7人の選手の誰かにタッチして、自分の陣地に戻る事が出来たら得点。攻撃の選手が相手の守備に捕まえられてしまったら相手に得点が入ります。僕は攻撃よりも守備が得意ですね。守備では組織的プレーが可能ですので、さまざまなバリエーションの連携プレーがあります。攻撃の人は、相手の陣地で「カバディ、カバディ・・・」と連呼し続けなければならないので、多く攻撃する選手は疲れますね。
 
Q6:カバディの練習はどういったものですか?
山岸選手:練習はほとんどが実践形式です。試合を想定した練習で、攻撃と守備に分かれて練習します。練習にいるメンバーや人数に合わせて、試合の状況を作り出し、実践練習を行います。監督はいますが、基本的には選手で考えながら練習しますね。
 
Q7:カバディのルールで面白いところは?
山岸選手:やはり攻撃の時に、カバディと言い続けなければいけないことですね。皆さん知らないと思いますが、カバディ以外の言葉を発してしまうと反則になります。例えば、攻撃の選手がタッチした瞬間に、「よっしゃ!!」とか「やった!!」 などと、嬉しさのあまりつい言ってしまったとしても反則になってしまうのです。カバディの試合では、審判は2~3人くらいいますので、選手がタッチしたか、していないかの判断は、審判しだいです。ですから審判が良く見ていないといけない競技ではあります。

Q8普段のトレーニング内容は?
山岸選手:普段のトレーニングは工夫して行っています。例えば、会社までの22kmの道のりを自転車で通ったり、時間が空いたら自宅の周りをランニングしたりします。あとはダンベルやバランスボールを使ってトレーニングします。スキーの専門学校にいた時は、ウェイトトレーニングなどにはかなり力を入れていましたよ。
 
Q9:食事管理で気を付けていることは?
山岸選手:一番こだわっているのは、サラダを毎日食べることと、水を飲むことです。サラダに使う野菜は、水分を多く含んだもの、例えばレタス・きゅうり・トマトなどですかね。今は、肉をあまり食べないように心掛け、全体的に食べ過ぎないようにしています。アミノ酸等のサプリメントも摂取しています。

山岸勇大
Q10:カバディの魅力は?
山岸選手:個人種目と団体種目が合わさったところですかね。攻撃の時は一人で攻撃する。守備の時には団体で守備をする、というように、他のスポーツでは無いような状況が面白いですね。
と、「カバディは鬼ごっこみたい」とよく言われますが、そんな生易しいスポーツではないんですよ(笑)。現実は格闘技のような過酷なスポーツです。身体接触があり、怪我も多いので、競技人生が長いスポーツではないです。

Q11:競技を続けていく上で苦労する事は?
山岸選手:やはり練習場所の確保が難しいことですね。日本代表チームの練習場はありますが、自分のチームの練習場は、最近確保できたばかりです。代表の練習は週2回、代表候補も含めて練習します。あとは、競技人口が少ないので、大会に出るメンバーを集めるのも大変です。
 
Q12:カバディを普及するために考えている事は?
山岸選手:これからは、もっとカバディの面白さを認知していただけるような活動をしていきたいですね。僕は小学生にカバディを教えた事もありますし、小学校でもカバディチームがある学校もあります。子供達からカバディを普及していき、カバディを体験させてあげるのも一つの手段ですよね。将来、カバディスクールが出来て、子供にカバディを教える事が出来たら幸せですね。
 
Q13:カバディをするために必要な要素は?
山岸選手:もちろん精神力も必要ですし、パワー・スピード・判断力の全てが必要とされます。ただ、いろいろな体格の人ができるスポーツではあります。身長が小さければスピードで勝負する、体が大きければパワーで勝負する、というように、誰でも個性を活かした戦い方が出来るスポーツですね。

Q14:カバディを続ける原動力は?
山岸選手:やはりカバディが楽しい事ですね!!あとは、海外で日本代表として試合ができる事もモチベーションになります。カバディはインドが発祥地で、現地ではかなり人気があります。大きな大会には3万人くらいの観客が集まる時もあります。そういう会場で試合をやるのが、夢ですね。


Q15:今の目標は?
山岸選手:2010年のアジア大会の日本代表選手に選ばれて、メダルを獲りたいですね。
カバディの競技人口は世界でアジアが多いですが、近年ヨーロッパでも増えてきています。その中で日本は世界5位くらいのポジションにいます。
山岸勇大

Q16:若者へのメッセージ
山岸選手:何事もあせらずに、遠回りしてでも良いですから、いろいろなことに挑戦しましょう。僕もさまざまなスポーツを経験して、やっとカバディに出会えました。やりたい事を見つけて、やりたいことができれば、楽しい生活を送れると思います。

 

山岸選手、インタビューありがとうございました。

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○編集後記
取材を通して、山岸選手のカバディに対する熱い想いが伝わってきました。カバディの競技説明や戦術をわかりやすく解説していただき、とても興味がわきました。実際にカバディの練習を見学させていただきましたが、カバディは見ていて、とても面白いスポーツでした。山岸選手の今後の活躍に期待しています。

【取材・編集/服部(株式会社
Keep up)】   2008年7月
 
 



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【おまけ情報】
・趣味:ドラム演奏
・お勧め映画:「天使がくれた時間」(ニコラスケイジ主演作)
・お勧め漫画:スラムダンク
・よく行く場所:地元の練馬区「大泉学園駅」周辺
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