岳たかはし
プロフィール

変幻自在のヒットマン

岳たかはし (がく たかはし)
1987年4月22日生まれ
プロボクサー
新田ボクシングジム所属
2007年度ウェルター級新人王 
日本ランキング9位
北海道夕張市出身

恵まれた体格を活かし、日進月歩で成長する不屈の熱闘ファイター

 


バックナンバー
 
  Vol.018 
   高木 茂    
  【おやじボクサー】

Vol.019 
【プロキックボクサー】

Vol.020 
 【A級プロボクサー】

Vol.021 
   岳 たかはし   
  【A級プロボクサー】

Vol.022
   【カバディ】 
  

岳たかはし

 

 「一生現役でいたい」 


Q1:スポーツ歴を教えていただけますか?
岳選手:小学生の時は、少年野球でキャッチャーをやっていました。僕は小学生のころから身長が170センチ以上あって、体を動かす事が大好きでした。中学生の時は、「将来ボクシングをやろう」と決めていたので、ボクシングに役立つスポーツをやろうと思い、身体接触があるハンドボールをやりはじめて、高校生まで続けました。ハンドボールでは中学生の時に県大会優勝、高校生の時には関東大会で優勝しました。神奈川県選抜に3回・関東選抜に1回選ばれました。
 
Q2:ボクシングをはじめたきっかけは?
岳選手:幼い頃から、「ボクサーはカッコイイ」と思っていて、中学生の時には、ボクシングに関する情報を集めて、いつでもはじめられる準備をしていました。高校生の時に、ボクシングをはじめようと決意し、いろいろなジムを調べました。その中で、新しいジムに入って、自分が伝統を作ろうと思い、「新田ボクシングジム」に入門しました。
 
Q3:ボクシングの練習をはじめた当初の感想は?
岳選手:自信はあったのですが、自分より強い人がたくさんいることに気付き、最初は縮こまってしまいました(笑)。想像していたよりも活気があって、本当にすごい世界なんだと驚かされましたね。練習をしていくうちに、スパーリング大会に出るようになり、6回出て全てKO勝ちしました。18歳でプロテストを受けて合格。プロになってからは、試合に出たくてしょうがなかったですね。

Q4:初めてプロの試合に望んだ時の思い出は?
岳選手:デビュー戦の時は、減量に失敗してしまい調子は最悪でした。勝ちはしましたが内容が悪く、試合直後には、反省と後悔から控え室で号泣してしまいました。
岳たかはし
Q5:ターニングポイントは?
岳選手:プロ2戦目に負傷で試合が終わってしまい、このときばかりは、「人生が終わったと思いました」。世界チャンピオンになるという目標を立てていた自分が、負傷のレコードがつくなんて想ってもいなくて…。このショックから立ち直るのに時間がかかりましたが、自分には「ボクシングしかない!」と言う事に気付き、「このままでは終われない」と立ち上がりました。それからはボクシングだけの生活になりましたね。ボクシングに対する姿勢が変わり、自分の成長を毎日実感できるようになりました。

岳たかはし
Q6:2007年新人王になった時の気持ちは?
岳選手:新人王は僕の中では、世界チャンピオン
 になるまでに大事な経験だと思っていて、結果もそうですが日々の練習での手ごたえが自信に繋がって新人王になれたと思います。

Q7:普段のトレーニング内容は?
岳選手:ロードワーク、インターバル走、ウェイトトレーニング、ジムワークを行います。ウェイトトレーニングは、トレーナーから瞬発力を鍛えるプログラムを作成してもらい、フィットネスジムに通って行います。ジムワークでは、その日に出来る最大限の練習をして、1日のうちにベストを尽くすことを意識しています。試合前は、トレーナーと二人で、ミット打ちを中心に練習します。
 
Q8:積極的に取り入れている練習法は?
岳選手:僕は、メンタルトレーニングを重視しています。心を鍛える為には、根性ではどうしようもない部分があります。例えば、落ち込んだ時に、気持ちを切り替える発想法などがそうですね。メンタルトレーニングにより、やる気も高まりますし、心のバランスをとることができます。練習の取り組み方、生活の全てにおいて、メンタルトレーニングは24時間出来る事です。僕は以前、落ち込みやすい性格だったのですが、メンタルトレーニングを取り入れた結果、どんな時でもすぐに前を向いて切り替えられるようになりました。
 
Q9:食事管理で気を付けていることは?
岳選手:食事で必要な栄養素を全て摂取するように心がけ、足りないものはサプリメントで補います。食品は栄養価の高い物を選んで食べていますね。減量法などは、いろいろ勉強して、自分に合った方法を模索しています。

Q10:試合に望む時の心構えは?
岳選手:試合に望む時は、相手の研究をしすぎずに、周りに流されないようにします。結局は自分の
ボクシングをすることが大事ですから。スタイルは
もともとアウトボクシングでしたが、最近はいろいろ
試しています。タイミングをずらしたりして、相手に
よってさまざまな戦い方が出来るように、もっと
バリエーションを増やしたいですね。あとは、プロの
興行なので、お客さんを楽しませることも忘れません。
岳たかはし

Q11:ボクシングを続ける原動力は?
岳選手:「一番になりたい」「うまくなりたい」「誰にも負けたくない」という気持ちが、自分を奮い立たせる原動力になっていますね。今は練習が楽しいですし、プラス発想をして、前向きにボクシングが出来ています。
 
Q12:ボクシングの魅力は?
岳選手:ボクシングは、勝ったら天国、負けたら地獄。拳一つで戦う、生きるか死ぬかのサバイバル。試合のために何ヶ月も努力して、命を賭けてリングに上がる姿は魅力的ですね。

岳たかはし
 Q13:今の目標は?
岳選手:具体的な目標は、まずは日本チャンピオンになること。そして、もちろん世界チャンピオンになることです。自分のボクシングを見ていただいた人達
の、人生を変える事が出来れば嬉しいですね。
と、僕はずっと現役を続けたいんです!そのために、体のダメージを少なくし、食べる物・飲む物・睡眠時間・休み方・練習の仕方を工夫して、今後20年以上、現役でいられる努力をしています

Q14:若者へのメッセージ
岳選手:「夢を持ってほしいです!!」夢を持つ事は、本当に大事なことです。夢に向かって日々努力を続けていただきたいです。
 
 

岳選手、インタビューありがとうございました。


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○編集後記
取材を通して、言動に自信がみなぎっていました。科学的な練習を表現する言葉にも、強い気持ちや確かな想いが詰まっていました。本当に勉強熱心で、良いものはすぐに取り入れているようです。世界チャンピオンを目指して、これからも頑張ってください!!
【取材・編集/服部(株式会社 Keep up)】   2008年6月
 
 


インフォメーション
【試合情報】
【2008.9.20】
岳たかはし出場試合 第25回ファイティングスピリットシリーズ ---(後楽園ホール)


【おまけ情報】
・趣味:食べる事
・お勧め映画:ブラッドダイヤモンド・フォレストガンプ
                                                                            【▲インタビューページトップへ