長澤誠浩
プロフィール

個性を引き出しチーム力アップ

真髄を見極めるストレングスコーチ


長澤誠浩(ながさわ まさひろ)
ストレングス&コンディショニングコーチ
有限会社フィジックス代表取締役
 

プロボクサー時代の経験・豊富な指導歴を活かし、アスリートの競技能力向上に取り組むストレングスコーチ。

【指導実績】
輪島功一ボクシングジム(1999~2001)
東海大学アメリカンフットボール部(2001~2003)
アメリカンフットボールチーム クラブスティーラーズ(2002~)
国立スポーツ科学センター非常勤トレーニング体育館指導員(20032007)
東海大学自転車部(2004)
新田ボクシングジム(2005)
早稲田大学水泳部(2005)
【競技実績】
1990年度プロボクシングスーパーライト級全日本新人王/日本ランキング9

 




バックナンバー
 
Vol.007 
【Zip project代表・ダンサー】

Vol.008 
    【パーソナルトレーナー】

Vol.009
【トレーナー】

Vol.010
   【ストレングスコーチ】

Vol.011
    【ボクシングジム会長】

 

長澤誠浩

Q1:スポーツの御経験はありますか
長澤さん:小学校4年生から高校2年生まで野球をやっていました。高校3年生のときに総合格闘技を1年間やり、大学入学後にボクシングをはじめました。

Q2:ボクシングをはじめたきっかけは?
長澤さん:格闘技が好きだったのもそうですが、
拳一つで戦うと言う限られた条件の中で、お互いの人生を賭け、技術を競い合うボクシングが格闘技の中で特に魅力的でした。現役プロボクサー時代のトレーニンは、ロードワークやジムワークの他、ウエイトトレーニングも取り入れていました。

長澤誠浩

長澤誠浩

Q3:プロボクサー現役時代のエピソードは?
長澤さん:一番のエピソードは、全日本新人王を獲ったことですね。今だから話せる事なのですが、新人王の準決勝の試合1ヶ月前に、頚椎の捻挫をしてしまい、全く練習ができませんでした。絶対
絶命でしたが、最後まで諦めずに調整を行いました。そして決勝戦の時には、怪我も完治した状態で望み、見事勝つ事が出来ました!もし新人王を取れなかったら、今と全く違う人生を歩んでいたと思います。

 


Q4:トレーナーになろうと思ったきっかけは?
長澤さん:やはりボクシングの経験が大きいですね。現役時代の怪我や減量体験、コンディショニングの大切さを、アスリート達のパフォーマンス向上に活かせればと思い、トレーナーの道を目指しました。トレーナーの勉強をするうちに、東海大学で指導しているトレーナーの方に出会い、一緒に仕事をする機会が得れた事が今のトレーナーとしての基盤になっていると思います。

Q5:トレーナーの勉強はいかがでしたか?
長澤さん:最初は東海大学で指導している方の繋がりで、東海大学アメフト部にインターンとして働きました。それから、自分の視野を拡げるためにアメリカ留学を決意しました。アメリカでは、チームスポーツのトレーニング方法を学んだ他に、異なる多用な文化に触れる事ができたので、とてもよい経験ができたと思います。
 
Q6:トレーナーをはじめた当初の想いは? 
長澤さん:帰国してから、プロボクサー時代に所属していた「輪島功一ボクシングジム」でトレーナーとして、働きはじめました。限られたトレーニング器具の中で、ボクサーの個性を考慮し、最適なプログラムを常に考える事が、トレーナーとしての成長に繋がったと思います。

Q7:その後の活動は?
長澤さん:その後、東海大学で一緒に仕事をさせていただいていた方のお誘いで東海大学のアメフト部にストレングスコーチとして入りました。アメフトではウエイトトレーニングが重要なので、ポジション別に必要なプログラムを分けて選手を強化しました。個人的に足りない部分がある選手には、必要な部分を付加していました。
柴田大地

Q8:ストレングスコーチを続けてきた中で一番のエピソードは?
長澤さん:2003年に、コーチをしていた東海大学アメフト部が、昨年度覇者だった早稲田大学を大接戦の末準決勝で破り、6年ぶりに関東選手権の決勝に出場できた事ですね。決勝では、当時最強だった法政大学に惜しくも敗れてしまいましたが、準決勝での熱戦は生涯忘れることができない試合で、勝利の瞬間はあまりに感動して鳥肌が立ちました。

長澤誠浩
Q9:現在の活動は?
長澤さん:新田ボクシングジムで、プロボクサーを中心に指導しています。選手の試合日程を加味し、それぞれがうまく調整できるように、個別にトレーニング方法を分けています。特に試合が近い選手には、パートナーストレッチをして、動きを良くしたり疲労をとるように心がけます。
早稲田大学水泳部・アメフトの社会人チームなども指導にあたっています。

Q10:新田ジムのボクサーの印象は?
長澤さん:月に1回、プロ選手を中心に集合ロードワークを実施します。プロボクサーにとっては、短距離走・中距離走が重要なので、かなりきつめのプログラムを組んでいますが、みんなが一丸となって食らいついてくるので、モチベーションの高さを感じますね。

Q11:アスリートと接する上で、何か特別なことを感じますか?
長澤さん:レベルが高いアスリートほど、トレーニングの要求も高いですし、感覚も優れていますね。トップアスリートのすばらしいところは、「自分にとって有益なトレーニングは、どんなに苦しくても行う」ことです。あとは怪我ひとつで選手生命を左右しますので、こちらも常に細心の注意を払って、全ての選手の状態をチェックします。
長澤誠浩


柴田大地
Q12:ストレングスコーチとして、アスリートを支える心構え・モチベーションは?
長澤さん:「選手に強くなってもらいたい」という気持ちですね。ジムやチームの選手が結果を出してくれることが一番の励みになりますし、選手がトレーニング効果を実感して感謝していただけるのが、一番嬉しいです。

Q13:今の目標は?
長澤さん:新田ジムの選手が、3期連続の新人王を獲る事・そして近い将来「日本チャンピオン」を輩出することですね。早稲田大学の水泳部では、北京オリンピックに出場する選手のメダル獲得・チームとしてはインカレ優勝。これらに対し全力でサポート、貢献できればと思います。
 
Q14:若者やアスリートへ応援メッセージ
長澤さん:少しでも興味があることにはどんどん挑戦して、行動を起して頂きたいですね。失敗を恐れずに、いろいろなことにチャレンジすれば、自分のやりたい事が見つかると思いますし、強い意志を持っていれば必ずそれに応じたものは帰ってきます!

 

長澤さん、インタビューありがとうございました。

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○編集後記
取材を通して、選手を想う気持ちが伝わってきました。選手の個性を見極めて作成するプログラムは随一です。ひとりひとりの選手の能力を最大限に引き出すトレーニングは、結果としてチーム力アップにつながります。これからも選手に近いサポーターとして、活躍を期待しています。
 
【取材・編集/服部(株式会社 Keep up)】             2008年5月
 
 


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【おまけ情報】
Q15:アスリートにとって効果的なトレーニングとは?
長澤さん:特にトップアスリートは、競技をやり続けてレベルが上がってくると、いつも使っている筋肉が硬くなっていきます。筋肉が硬くなりすぎるとパフォーマンス落ちてしまうので、心がけていただきたいのは、「硬いところ(強いところ)はストレッチする」「軟らかいところ(弱いところ)は、トレーニングする」こと。これが基本ですし、怪我の予防にも繋がります。
 
Q16:アスリートの性格を見極めるポイントは?
長澤さん:まずは、「きつく言える選手と言えない選手」「痛がりな選手と痛みに強い選手」を把握するべきですね。特に痛みに強い選手は、相当酷くならないと、ケガを申告しないので、こまめに状態をチェックする必要があります。

【経歴】
東京電機大学理工学部経営工学科卒(1992)
アイダホ州立南アイダホジュニアカレッジ体育学部(1996-1997)
ユタ州立大学体育学部スポーツ科学科(1998)
東海大学アメリカンフットボール部インターンシップトレーナー(1994)

【資格】
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)
JATI認定上級トレーニング指導者
(JATI-AATI)
日本ライフセービング協会認定
CPR/AED
・日本プロボクシングコミッション認定トレーナー
・日本水泳連盟認定スタッフ
・日本社会人アメリカンフットボール協会認定スタッフ

【専門分野】
・ファンクショナルトレーニング・筋バランス調整(PNF)・関節機能改善(モビライゼーション)・ストレッチング・フリーウエイト・クイックリフト

【お問い合わせ】

㈲フィジックス
114-0032 東京都北区中十条1-10-19
Tel/Fax 03-6276-7595
Mail
physicss@cd5.so-net.ne.jp
営業時間:9:00-22:00(予約制)

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